4月23日(土)の午前中は、久能の苺ハウスで子ども達が1年間育ててきた苺を家族に食べてもらい、午後、保護者の方はPUPPEにて保護者会を行いました。スタッフ2名に、卒業生2名、在籍生3名、計5名のお母様が参加しました。

卒業生2人は、進学して毎日登校しているとのこと。一人は「”自分で考え決めて行動する”というPUPPEでの生活があったから、今、周りに流されずいる」ということや、「PUPPEに来るより(地元中学なので)通うのが楽」「(一緒に卒業した)PUPPEっ子と毎日連絡を取り合っている(それが心の支えになっているのかも)」と近況を話してくださいました。もう一人は、学校(担任の先生)と連絡を取り合って、子ども本人の意向を伝えることで登校しやすくしていることを話してくださいました。元6年生がお互い欠かせない存在になっているようで、プッペで過ごした2年半の経験は無駄ではなかったと実感します。
その卒業生と同じ頃通い始めた当時2年生(現在5年生)の保護者の方からは、「聞き取りが苦手なところ、プッペではそこを対応してもらい自分を出せている。」また、母親ご自身も「イライラしがちだったところプッペで相談できて、今はそれが少なくなっている。」と仰っていました。
4月から全日コースを利用し始めた3年生の保護者の方は、昨年より毎月個別相談を利用してきました。2年生の時から一緒に来てだんだん慣れてきて、プッペが自分の居場所となりました。また、ゆっくりペースでお試し体験をしてきた現在6年生のPUPPEっ子は、籍だけ置いて今、休み休みですが登校しているそうです。
PUPPEが学校と違うのは、保護者の方と協力して子どもに働きかけられるところです。子どもにとって親の影響は大きいため、プッペで気になったことやその子の課題が見えた時は、保護者と共有して対応を考えます。保護者の方にご理解していただけたことで子ども達の成長につながっていると実感できた保護者会でした。