『子どもがつらい時、大人がするのは励ますことじゃない;』(母親編)
長文です。お時間ある時にお付き合いください(#^.^#)

子どもが
「やっぱり学校無理~~!!」「ダメかも・・・・」
と思っても、なかなかそれを伝えられないのが現状です。
だって、そんなこと言ったら、親は
「大丈夫!!頑張れば、なんとかなるよ!!」
などと励ましたり、
「どうしてそんなこと言うの?何が嫌なのか言ってごらん。」
と諭したりするからです。
今なら、゛大丈夫”って何が?と突っ込みを入れ、「いや~~、それは言っちゃダメでしょ。」となるのですが、私はそれと同じことをずっと娘にしてきたのです。
それが分かったのがなんとつい最近(;^ω^)。
自分では案外物分かりの良い、不登校に理解ある母親だと思っていましたので、相当ショックでした(笑;)
実は先日、我がPUPPEっ娘が部屋の片付けをしていたら、交換日記が出てきたのです。
それは「娘に元気になってもらいたい‼」の一心で私が渡した日記帳でした。表紙はかわいいのに、中身ときたら、目を覆いたくなる様なとんでもないことが書かれていました。
読み返していると、『あ”~~、昔の私って、なんてことをしていたのだろう!』と苦笑い;そのうち泣けてきました。なぜって、
娘が素直に自分の気持ちを訴えているのに、まったく聞こうとしていないのです。
当時の私は、ひたすら励ます;良かれと思って一生懸命です。
例えば、
「学校を好きになれません。どうしたら好きになれるか教えてください。」
という質問には全く答えず、
「学校行けない自分は悪い子なんですか?私は悪い子だと思っています。」
という娘の気持ちにも応えず、
「そうではなく(自分のことを悪い子だと思わず)、今できることを考えて決めてやってみよう」
など、娘の気持ちを受け入れられず、無理やり動かそうとしていました。また、
「今はゆっくり学校休んで、自分のペースで元気になったら行けるといいね。」
と一見理解ある風ですが、『学校戻れるといいね‼』的なオーラ全開です。
何とかしてあげたい気持ちが空回りしており、切なくなってきました。
そして、今まさにこの状態のご家族がいたらと思うと、子どもの切なさも加わり、涙が溢れてきました。
今なら言えます。お子さんがつらい時、そばにいる大人がすることは、励ますことではありません。
「そうだよね、学校嫌なんだね。辛いよね。」と子どもの気持ちに寄り添うことです。「そう思っても、それでいいんだよ」と。
子どもの気持ちを理解できない不安な気持ちは子どもにぶつけず、大人同士で共有できるといいなと思います。
今更ながら、本当にすまないことをしていました。ごめんね。。。励まされ続けた我がPUPPEっ娘は、どう感じていたのかな。