プッペと同じビルの中に「清水ヒカリ座」という大衆演劇場があります。
お試し体験のときに一度観劇した3年生のプッペっ子は、劇場の前を通るたびに「いいな~行きたいな~」「また観た~い!」と言っていました。

そこでスタッフが、「観劇の計画立ててみる?」と提案。
プッペでは全日コースの子は、自分でイベントを企画することができるのです(^^)

プッペっ子がイベントのエントリーをしたのは5月でしたが、6月はすでに行事が入っていたため7月に観劇することになりました。

この日のお話がいいかもね。

大衆演劇の基本的な公演スタイルは、お芝居と舞踊歌謡ショーのセットで、なんと毎日演目が違います。
「せっかく観るなら笑える面白いお芝居がいい!!」ということで、おすすめの演目の日を役者さんに聞きに行きました。
一座は月ごとに入れ替わるので、7月の演目は7月の一座さんに聞かなくてはならないのです。5月にエントリーしたプッペっ子、7月1日になるのを今か今かと待っていました( ´艸`)

日にちが決まって嬉しそう!

候補日の中からおすすめの演目の日をピックアップしてもらい、7月5日の公演に決めました。決め手はプッペっ子と同い年の子役さんが出演するから。。。

日にちが決まったら、次は他のプッペっ子やスタッフに配るご案内作りです。日時や料金、当日の流れなどを書いた招待状を作りました。 

集中力全開、真剣です。
ヒカリ座観劇日招待状

プッペに来たばかりの頃は字を書くのに時間がかかったプッペっ子でしたが、企画を立てたり振り返りをしたりしているうちに随分すらすらと書けるようになりました。今までは「ひらがなでいい」と言っていたところも、「漢字で書きたい!」と言うようになりました。自分の中からそういう気持ちが湧いてくるのは素敵なことですね(^^)

一緒に行きましょう!

ご案内を受け取った5年生プッペっ子は、参加するかどうか自分で決めます。1回目は音があまりに大きくて3分で退席しました。2回目は辞退し今回が3回目になります。どうするのかな?

ご案内の説明をします

案内には、”大音量が苦手な人へ”の配慮もありました。その気持ちを受け取ったのかチャレンジしようと思ったのか、今回は参加しました。

チケットください

当日、チケットを買って入場します。

7月5日演目
芝居:酔いさめ勘太

今回の演目です。座長さんのご挨拶で、チャップリンの「ライムライト」がもとになっているそうで、笑いあり涙ありの素敵なお話でした;;

子役の2人、きめポーズ

3年生と5年生の姉弟の演舞です。プッペっ子と同い年でお仕事してます!!

役者さん達と記念写真

終わった後は、役者さん達のお見送りがあります。これも文化ですね。

座長さんと一緒に^^

座長さんと記念写真です。「一緒に舞台に立たないかい?」と誘われていましたよ^^。

男役が格好いいのはもちろん、女形も綺麗で素敵でした。

なおとさんと一緒に記念写真

「清水ヒカリ座観劇計画」と一言で言っても、「観劇したい」から始まり、計画を立てるにあたってドキドキしながら予定を聞きに行ったり、当日の計画を立てご案内を書いたりいろいろな経験が詰まっていました。招待を受けた子も、参加しないと決めることももちろん大切ですが、今回は参加しようと自分で決めて、きっとドキドキしながら観劇していたと思います。役者さんの名前が書いてあるチラシを持って帰ったので、家でも観劇のお話に花が咲いたことでしょう。